Webライターにポートフォリオって必要?
ポートフォリオはどうやって作ったら良いの?
これからWebライターを始める方はもちろん、案件に応募したときに求められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論、Webライターにポートフォリオは必要不可欠です。
Webライターとして活動を考えている方は、ポートフォリオを作りましょう。
とは言うものの「簡単に作れないよ!」と感じる方も多いはず。
そこで本記事では、クライアントに刺さるポートフォリオの作り方を紹介していきます。
最後まで読んでもらえたら❝ポートフォリオに困らないライター❞になれますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 必ず役に立つWebライターのポートフォリオの作り方
- ポートフォリオを作る際のコツと注意点
カンタン30分!
>>WordPressブログの開設方法
Webライターのポートフォリオとは?
大きい意味でのポートフォリオは「作品集」のことを指します。
Webライターのポートフォリオとは、自分が執筆した作品の総称です。
例えば、以下に挙げるものがポートフォリオとして扱われます。
- 執筆した記事
- 自分のブログ
- Googleドキュメント・note
つまり、「この作品集の文章は私が書きました。ぜひ参考にしてください。」と言えるようにするためのツールと言い換えられます。
Webライターがポートフォリオを活用するのはいつ?
Webライターがポートフォリオを活用するのは、以下の状況です。
- クラウドソーシングサービスに応募するとき
- 仕事用アカウントとして発信しているSNSに実績を載せるとき
- Webメディアのお問合せを利用して直接応募するとき
自発的に案件を獲得しにいく場面で活用することが多いのが特徴です。
当然、他のライターさんも同じように準備しているので、ぜひ自分も用意できるようにしましょう。
【発注者目線】ポートフォリオが必要な理由
ここでは少し視座を上げて、発注者目線でポートフォリオが必要な理由を考えてみましょう。
- 応募者の執筆力の判断材料になる
- どんなジャンルで執筆できるかがわかる
- Webメディアの実績であれば、一定以上の信頼があると考えられる
これらをまとめると、
「この応募者さんは貢献してくれるか?」を判断をするために必要と言えます。
できる方は、自分のブログに載せる記事を利用して、実際に発注してみるのがおすすめ。
どんなポートフォリオや提案文が魅力なのか、非常に参考になりますよ。
ぼくもやっていて、発注者目線の練習に最適だよ!
ポートフォリオは最強の自己紹介ツール
Webライターのポートフォリオは、正真正銘、
最強の自己紹介ツールです。
その理由は、言葉で説明しなくても自分の魅力を伝えてくれるからです。
一般的な採用の場面を想像してみましょう。
自己紹介する際には、おおざっぱに以下のような流れで進みますよね。
- 簡単に名前、出身などを伝える
- 学歴を伝える
- バイト歴や職歴を伝える
とても簡単に言っていますが、それぞれ要点をまとめて簡潔に話すのは骨が折れます。
一方で、ポートフォリオは「私はこんな文章が書けるので、魅力を感じたら採用してください」とほぼ丸投げできます。
もちろん、魅力的なポートフォリオにブラッシュアップしていくのが大前提です。
自分オリジナルの最強の自己紹介ツールにしていきましょう。
【一覧】Webライターのポートフォリオに記載する項目
Webライターのポートフォリオに記載する項目を一覧にして紹介します。
- 自己紹介
- 簡単な経歴
- 対応可能な業務範囲
- 得意なジャンル
- 実績
- 報酬・受注単価
- 稼働時間
- 納品方法
- 仕事をする上での理念・信念
- 連絡方法
一覧に挙げた項目が網羅されていれば、ポートフォリオの完成度としては全く問題ありません。
ぼくも「ポートフォリオページ」を作っているので、よかったら参考にしてみてくださいね。
丁寧に書こうね!
【おすすめ順】Webライターのポートフォリオが作れるサービス
Webライターがポートフォリオを作る際に利用したいサービスを紹介します。
- WordPressブログ
- note
- edireco(エディレコ)
ポートフォリオとして1番おすすめなのは
「WordPressブログ」です。
理由は次項で解説しているので、ぜひ読み進めてみてくださいね。
【未経験でも作れる!】WordPressブログ
繰り返しになりますが、ポートフォリオを作るのに1番のおすすめは「WordPressブログ」です。
主な理由は以下の通りです。
- ライター未経験でもポートフォリオが作れる
- WordPressが使える証拠になる
- キーワード選定やサイト設計を行っているアピールになる
- 商品の成約率を意識したライティングアピールできる
上記に挙げた内容は、Webライターとして活動する上では必須と言っても過言ではありません。
可能な限り「WordPressブログ」を開設してみましょう。
さらに詳しいメリットや活用方法は「Webライター×ブログ」の記事で解説しています。
お時間のある方は、合わせてチェックしてみてください。
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ConoHa WING:https://www.conoha.jp/wing/
note
次におすすめなのは「note」です。
noteはクリエイターなら誰でも利用できるサービスで、もちろんWebライターも含まれます。
noteの最大の魅力は「初心者でも簡単にポートフォリオを作れる」ことです。
必要なのはたったの3ステップ。
- 「note」でアカウント開設する
- 記事を書き始める
- 書き終えたら投稿する
これだけでポートフォリオの完成です。
もちろんアカウント登録は無料なので、料金がかかる心配もありません。
WordPressブログにどうしても抵抗がある方は「note」を利用するのも1つの手ですよ。
気軽に挑戦できるのが良いところ!
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edireco(エディレコ)
「edireco(エディレコ)」は、Webライターや編集者のポートフォリオ作成に特化した無料サービスです。
Webライターをしている方なら、誰でも利用可能なのは嬉しいところ。
基本情報や写真を設定したら、あとは質問に答えていくだけでポートフォリオが完成します。
「制作実績」を載せることも可能なので、他のサービスで執筆した記事を公開するのもOKです。
「edireco(エディレコ)」単体のみならず「note」と併用するのがおすすめですよ。
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【未経験OK】恐ろしいほど役に立つポートフォリオの作り方
ポートフォリオの作り方を4ステップで解説します。
難しい内容は無いので、順番にこなしていきましょう。
WordPressでブログを開設
まずはWordPressでブログを開設しましょう。
WordPressでブログ開設すると、この時点でWordPressスキルのアピールに繋がります。
Webライターは、WordPressを使えると案件の幅が広がるのは間違いありません。
もちろん、そのまま自分のブログとして更新もOKです。
ブログ開設の詳細は「WordPressブログの始め方」で紹介しています。
記事を見ながら開設を進めていきましょう。
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プロフィール・ポートフォリオページを作る
ブログ開設できたら、プロフィール・ポートフォリオページを作りましょう。
最低限、経歴や得意ジャンル、実績や稼働に関する内容を記載しましょう。
書くべき項目は前述の「【一覧】Webライターのポートフォリオに記載する項目」を参考にしてくださいね。
特定ジャンルの記事を数記事書く
ポートフォリオページが作れたら、自分が執筆していきたいと考えているジャンルの記事を3~5記事書きましょう。
実力が上がったあとにリライトしていけばOKなので、とにかくどんどん執筆しましょう!
記事の順位計測をする
記事を書いたら、
必ず順位計測しましょう。
クライアントがライターに依頼する目的の大半は、SEOで検索順位を上げてCV(コンバージョン)に繋げたいからです。
自分の記事で順位計測することは、重宝されるライターに近づくことと同義なんですね。
もちろん、自分の記事ではすぐに結果は出ませんが、順位が上がればこのことも実績になります。
検索順位計測ツールでおすすめなのは「検索順位チェックツールGRC」です。
「GRC」は10キーワードまで無料計測可能なので、まずはお試しで導入してみてくださいね。
【コツ】Webライターがポートフォリオを上手に作る方法
ポートフォリオの作り方はわかったけど、うまく作るコツはないの?
もちろんあります。
- コツ1:自分ならではの強みを載せる
- コツ2:ジャンルはできる限り絞る
- コツ3:定期的に更新する
これらの3つのコツを押さえて、上手にポートフォリオを作成しましょう。
コツ1:自分ならではの強みを載せる
コツの1つ目は「自分ならではの強みを載せる」です。
紹介する3つのコツの中で、1番押さえておきたいポイントと言えます。
「自分ならでは」というのは、言い換えると他のライターさんとの差別化ポイント。
- 「〇〇の知識/経験があります」
- 「〇〇ジャンルで執筆経験があります」
- 「納品が爆速です」
上記の3点が一例です。
載せられるような自分だけの強みとかないよ……
前向きにいきましょう!
例えば、一般的な方よりもちょっとだけでも知識があるものは見つかりませんか?
- 学生時代:部活・アルバイト・趣味
- 社会人:仕事の知識・家族・趣味
どんな方でも、人よりちょっと詳しいものがひとつはあるのではないでしょうか。
自分では「強みにならない」と思っていることでも、発注者側が魅力に感じることはいくらでもあります。
ちょっとでも強みになりそうなものは、積極的にアピールしていきましょう。
コツ2:ジャンルはできる限り絞る
コツの2つ目は「ジャンルはできる限り絞る」です。
え?ジャンルは広く書けたほうが良いんじゃないの?
その認識、正直間違いです。
いきなり質問です。どちらが魅力に感じるでしょうか?
おそらく、大半の方がハンバーグ120点のBのシェフに魅力を感じたのではないでしょうか。
Webライターも同じなんです。
自分が好きなものや書けそうなジャンルを見つけて、できる限り絞っていきましょう。
コツ3:定期的に更新する
コツの3つ目は「定期的に更新する」です。
自分の執筆スキルは、書けば書くほど向上します。
特に初心者のうちは、目覚ましい勢いでレベルアップしていきます。
レベルアップしていることをポートフォリオに反映させないのは、非常にもったいないことです。
自分のWebライターレベルが15だとしても、レベル5のときのポートフォリオでは、見られ方もレベル5です。
1度完成させると放置してしまいがちですが、定期的に更新するようにしましょう。
【NG】ポートフォリオを作る際の注意点
「これだけは絶対に避けたい!」と言える、ポートフォリオを作る際の注意点を3つ紹介します。
- 注意点1:誤字脱字は絶対なくす
- 注意点2:納品した記事を勝手にポートフォリオにしない
- 注意点3:必ずオリジナルの記事を作成する
マイナス点をもらわないためにも、必ず確認しておくのがおすすめです。
注意点1:誤字脱字は絶対なくす
シンプルに、
誤字脱字は絶対になくしましょう。
自分の「作品集」に誤字脱字があるWebライターを見たときに、発注者はどう感じるでしょうか?
- 「このWebライターさんは、誤字脱字のチェックをしないんだな」
- 「お仕事をお願いしても、同じように誤字脱字があるまま納品されるかもしれないな」
断言します。このように思う発注者が100%です。
基本は自分の時間を確保したくてお願いするのに、外注する意味がなくなってしまうからですね。
誤字脱字は、目検では拾いきれないので「Googleドキュメント」「Microsoft Word」などを活用するのがおすすめ。
文章構成ツールについては「Webライターの必須ツール」で紹介しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
注意点2:納品した記事を勝手に掲載しない
クライアントに納品した記事は、勝手にポートフォリオに掲載してはいけません。
必ず許可を取ってからポートフォリオに載せるようにしましょう。
契約内容によっては、公開できる範囲が決まっている場合もあります。
また、メディアのイメージ上「記事を外注していることを公表したくない」という事情を持ったクライアントもいます。
案外、許可してくれるパターンも多いので事前に許可を取りましょう。
注意点3:必ずオリジナルの記事を作成する
え?当たり前のことじゃない?
このような認識をお持ちの方は大丈夫です。
コピーコンテンツ(パクリ)を避けたポートフォリオを作成していきましょう。
ちょっとくらいパクっててもわかんないでしょ…
問題はこのような認識をお持ちの方です。
気をつけてください、普通にバレます。
今の世の中には「コピペチェックツール」があるため、パクリ記事はすぐにわかります。
それ以前に、パクリ記事を作るWebライターの価値は無いに等しいです。
必ずオリジナルの記事を作成して、ポートフォリオに載せましょう。
【具体例】先輩Webライターのポートフォリオ【6人】
きたひろさん(@kitahiro_writer)
ポートフォリオ:note
https://note.com/kitahiro17/n/n3c9960066624
金融ライターの実績がしっかりアピールされてるね!
仕事に対するスタンスを明確にしているから依頼者も困らないね!
クイナさん(@917_calm_voice)
ポートフォリオ:note
https://note.com/ito_917/n/n8cd472e5e76d
職歴を記載していて、専門ジャンルも獲得できそう!
ハス山さん(@hasuyama0526)
ポートフォリオ:WordPress
http://support-bisiness.com/portfolio/
ブログ:
ハス山ライティング相談室
発注者が依頼するメリットを想像しやすい!
これは依頼が来そうだね
阿佐木 れいさん(@asakirei)
ポートフォリオ:WordPress
https://www.bunmaga.com/portfolio/
ブログ:
物欲まみれの文具箱
過去に書いた記事のジャンルを細かく書いているね。
依頼する側も相性がわかりやすい!
まとめ:Webライターはポートフォリオにも力をいれよう
本記事では、Webライターのポートフォリオの必要性と作り方を紹介してきました。
本文でも繰り返し伝えていますが、Webライターのポートフォリオは「自分の作品集」です。
自分の実績を伝える貴重なツールであり、発注者の判断材料にもなります。
1度きりで全部網羅するのは大変だと思うので、ぜひ何度も本記事を読み返してみてくださいね。
ポートフォリオを定期的に更新して、発注者から「魅力的なWebライター」と思われるように一緒に頑張っていきましょう!
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