「Webライターはきついからやめとけ」ってよく聞くから、このまま続けていいのかな……
「副業としてWebライターは取り組みやすいけど、消耗してきついからおすすめしない」って言われた……
Webライターを始めたのに、このようなネガティブな声を聞いてしまった方も多いのではないでしょうか。
実際に「Webライターはきつい、やめとけ」という声があるのは事実です。
とはいえ、本業・副業問わず、Webライターとして活動している方は多く存在しています。
だからこそ、自分がどうすればいいか迷ってしまうものです。
そこで本記事では「Webライターは本当にきついの?」について深掘りしていきます。
今、きついと感じている方に向けて乗り切る方法も解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- Webライターは本当にきつい?
- Webライターがきつい理由
- きつい期間を乗り切る方法「スキル編」「メンタル編」
未経験から月10万円を目指す!
【結論】Webライターがきついのは始めて1~3ヶ月
結論からお伝えします。
Webライター活動を始めて1番きついのは、始めてから1~3ヶ月です。
詳細は後述しますが、きついと感じる理由の大半は以下の3つでしょう。
- Webライター活動に慣れていない
- 時給換算すると、バイトより低い報酬
- 自分の得意ジャンルがわからず、楽しくない
ぼくはこの期間に打ち勝ったので、現在はそこまできついとは感じていません。
しかし、きついと感じていたことがあるのは紛れもない事実です。
そこで、きついと感じた理由を次の章にて実体験ベースで紹介します。
もし「きつい理由はいらない!打ち勝つ方法が知りたい!」という方は、下のリンクをタップして飛んでください。
Webライターがきつい、やめとけと言われる理由6選【現役ライター実体験】
Webライターとして活動してきて、きついと感じた理由を6つ紹介します。
すべて実体験に基づいているので、ぜひ参考にしてみてください。
Webライターさんは共感できる内容が多いはず!
理由①:案件に応募しても通らない
Webライターがきつい・やめとけと言われる理由の1つ目は
「案件に応募しても通らない」です。
いざWebライターとして活動を始めて、1番最初に当たる壁でした。
なぜなら、執筆や報酬といった話以前に、案件に受からないと仕事を受注できないからです。
案件探しで、クラウドワークスやランサーズを利用する方が多いと思います。
実績がないうちは、案件に応募しても中々通りません。
まるで、アルバイトや就職のときの
書類選考で落とされている気分。
「落ちて普通」なのは頭では理解しているものの、感情的にはきついものでした。
目安として、最初は10件以上応募してみよう!
理由②:報酬が低く儲からない
Webライターがきつい・やめとけと言われる理由の2つ目は「報酬が低く儲からない」です。
もう少し具体的にいうと「文字単価が安いから」と言えます。
Webライター初心者が応募して受注できる案件は、おおよそ0.3~0.8円ほどと言われています。
仮に0.5円の案件を受注したとして、3,000文字の記事を執筆しても1,500円です。
1,000文字書くのも時間がかかって大変なので、時給換算すると100円にも満たないことがありました。
時給1,000円のバイトしてたほうがマシじゃない……?
このように言われたのが1番きついときでした…。
わかっているけど、泣きたくなる!
理由③:文章が早く書けない
Webライターがきつい・やめとけと言われる理由の3つ目は「文章が早く書けない」です。
文章が早く書けないのはもちろん経験不足はありますが、シンプルに時給が下がります。
リサーチして構成も考えて、それでも文章を書くのが遅いので、どうしてもイライラしてしまいがちです。
とりわけきついのは、初心者のうちは全く知らないジャンルで執筆するのが❝あるある❞なこと。
加えて、タイピングスピードが早い方ではないので、余計に文章が早く書けません。
同じジャンルで何記事も執筆して慣れるまでは、どうしてもこのジレンマからは抜けられなかったです。
タイマーで時間を計ると、1,000文字で4時間くらいかかったことがあったよ……。
理由④:執筆ルールが大変
Webライターがきつい・やめとけと言われる理由の4つ目は
「執筆ルールが大変」です。
執筆ルールとは「レギュレーション」と言われるもので、クライアントさまが必ず設定しています。
このレギュレーションがクセモノで、初心者が受注できる案件はガチガチに固められていることが多いです。
理由は単純で、スキルの低いライターさんに執筆してもらっても一定のクオリティを保つため。
言い換えると、初心者ライターは
きつめのレギュレーションで執筆しなくてはなりません。
クライアントワークである以上、ルールを守るのは当然なので仕方ないです。
とはいえ、自分の思うように執筆できない中で楽しさを見出すのは、結構大変と言えます。
クライアントさんに認められると融通が利くことがあるよ!
理由⑤:納期との戦い
Webライターがきつい理由の5つ目は
「納期との戦い」です。
前述してきたように、文章を早く書けず、執筆ルールがきつい中で当然のように納期もあります。
例えば「構成作成は2日で、初稿入稿は3日以内」のように決められています。
一日の中でライター活動に充てられる時間は人それぞれです。
たくさん時間を割ける場合でも、スピードが出せないうちは「納期がきつい」と感じることもしばしば。
「締め切り効果」という良い側面もありますが、納期を守るのに必死なので大変になりがちです。
同居人が寝ている中で、夜な夜な執筆することがあったよ…。
理由⑥:稼いでいる人の声が耳障り
Webライターがきつい・やめとけと言われる理由の6つ目は
「稼いでいる人の声が耳障り」です。
もう少し具体的にいうと、Twitterで収益報告している投稿を指します。
情報収集としてフォローしていても、ついつい目に入ってしまうものです。
例えば、以下のような投稿を指します。
- 「2ヶ月から10万超えました!」
- 「1ヶ月目から文字単価2円の案件取れました!」
もちろん、投稿しているライターさんに悪意はありません。
しかしながら、自分は文字単価1円以下で活動していたので、どうしても耳障りに感じてしまいました。
自分は自分、人は人!と割り切ろう!
【Webライターのきつい期間】打ち勝つための方法|スキル編
この章では、Webライターのきつい期間に打ち勝つための方法として「スキル編」を紹介します。
すべて自分で実践したものなので、ぜひ参考にしてください。
スキル編①:提案文を徹底的に研究する
スキル編の1つ目として紹介するのは
「提案文を徹底的に研究する」です。
提案文を徹底的に研究する理由は単純で、案件に合格する確率を上げるため。
とくに「案件に応募しても通らない悩み」への対策として有効です。
研究をもう少し具体的にいうと
「案件を獲得できているライターさんと自分との違い」を探すこと。
- 経験・知識不足
- 使いまわしの提案文
- 文字ばかりで読みづらい文章
上記のように、考えられることはたくさん出てくるはずです。
ネットやnote、Twitterの情報を参考にするのはもちろんOK。
自分で案件を募集してみて、どんな応募文が来るのかを研究するのもおすすめです。
スキル編②:同ジャンルの案件を複数記事書く
スキル編の2つ目として紹介するのは
「同ジャンルの案件を複数記事書く」です。
言い換えると「自分の得意ジャンルを作る」とも言えます。
文章が早く書けない理由のひとつとして、執筆ジャンルの知識不足が挙げられます。
もともと知識があるジャンルで執筆できれば最高ですが、初心者のうちは少し難しいのが現実。
自分が知らないジャンルで執筆することも、往々にしてあります。
そこでおすすめなのが「同ジャンルの案件を複数記事書く」ことです。
同ジャンルで執筆を続けると、自然と知識が溜まっていきリサーチにかかる時間が減ります。
くわえて、自分の知識ベースで執筆できる幅が広がるのも見逃せないポイント。
続けていけば
自分の得意ジャンルとしてアピールにも繋がるので、ぜひ試してみてください。
ちょっとでも興味があるジャンルに応募するのがコツ!
スキル編③:文章の型を身につけて実践する
スキル編の3つ目として紹介するのは
「文章の型を身につけて実践する」です。
何も意識しないよりも、
型にあてはめて執筆したほうが断然早いです。
例えば、ポケモン初代の序盤を進める場合で考えてみましょう。
- ポケモンを持たずに草むらにはいる
- オーキド博士から御三家(フシギダネ)をもらう
- (タケシに勝つために)Lv.13まで育てて「つるのムチ」をおぼえる
- タケシに勝利!
ここまで順序がはっきりしていれば、ゲームをスムーズに進行できます。
文章を書くのも同じです。
「最初に◯◯を書いて次は△△、続けて▢▢で最後はまた〇〇」と決まっていれば書きやすいと感じるのではないでしょうか。
Webライターが知っておくべき文章の型は「PREP法」です。
「【基本中の基本】Webライティング初心者が読みやすい文章を書くコツはこれ!」で解説しているので、参考にしてください。
「【記事の書き方】WebライターがSEO記事を書く手順をわかりやすく解説」も参考になるよ!
スキル編④:ポモドーロ・テクニックを使う
スキル編の4つ目として紹介するのは
「ポモドーロ・テクニックを使う」です。
Webライターは、ずっとパソコンに向かって仕事をします。
「集中し続けるのが難しい」と感じる方もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが「ポモドーロ・テクニック」です。
ポモドーロ・テクニック(英: Pomodoro Technique、ポモドーロ法)とは、1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された時間管理術。
このテクニックではタイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。これはイタリア語で「トマト」を意味する言葉で、シリロが大学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使用していたことにちなむ。
引用:ウィキペディア(Wikipedia)
集中して物事を続けるために編み出された時間管理術で、やり方はとても簡単です。
「25分作業+5分休憩」を1セットとして、4セット行います。
このあとは20~30分ほどの長い休憩をはさみ、またセットを繰り返すというもの。
休憩までの時間が見えているので、集中力が続きやすいのが最大の利点です。
必ず25分作業である必要はないので、色々試してみてください。
休憩中はストレッチや、ぼーっとするのがおすすめ!
スキル編⑤:案件ごとに執筆ルールのチェックリストを作る
スキル編の5つ目として紹介するのは
「案件ごとに執筆ルールのチェックリストを作る」です。
チェックリストがおすすめな理由は、大きくわけて以下の2つです。
- 案件ごとにルール(レギュレーション)を再確認する手間が省ける
- 抜け漏れを防げる
とくに、抜け漏れを防げるのは効果絶大で、ディレクターさんからの信頼に繋がります。
信頼が高まれば、単価交渉やディレクターへのステップアップも視野に入ります。
自分のモチベーションを保つのにも繋がるので、ぜひチェックリストを作成してみてください。
スキル編⑥:案件管理にアプリを使う
スキル編の6つ目として紹介するのは
「案件管理にアプリを使う」です。
案件を受注できるようになると、2つ以上の案件を並走させるのが普通になります。
2つなら問題ないかもしれませんが、3つ4つと増えていくと納期管理するのは大変です。
そこで活躍するのが案件管理に使えるアプリです。
以下の2つは、いろいろな方がおすすめしています。
しかし、ぼくがイチオシなのは「ChatWorkのタスク管理機能」。
余計な機能がないので、シンプルに使いやすいからです。
クライアントとの連絡ツールとして「ChatWork」を導入しているWebライターさんも多いでしょう。
他のアプリを導入する手間がないので、すぐに利用できるのが最大のメリットです。
ぜひ活用してみてください。
【Webライターのきつい期間】打ち勝つための方法|メンタル編
この章では、Webライターのきつい期間に打ち勝つための方法として「メンタル編」を紹介します。
スキル編と同様に、ぼくが実際に実践して効果を感じた方法です。
とくに「朝散歩」と「運動」は誰でもすぐにできるので、ぜひ参考にしてください。
意識的に体を動かそう!
メンタル編①:コミュニティに参加する
メンタル編の1つ目として紹介するのは「コミュニティに参加する」です。
コミュニティってなに?ハードル高そう……
確かに、得体がしれないうえに、参加するためのハードルもありそうでちょっと怖いと感じるかもしれません。
それでもおすすめできる理由は、以下のとおりです。
- 同じ悩みをもった仲間がいる
- すでに同じ悩みを解決した先輩がいる
- 些細なことでも相談できる
- コミュニティによっては雑談もできる
きついと感じてしまう原因のなかで「悩みを一人で抱えてしまう」ことの割合は大きいと思います。
しかし、他のライターさんも同様に悩み、解決した内容だとわかればきつさは和らぐはずです。
代表的なWebライター向けコミュニティを紹介します。
気になるコミュニティがあったら、ぜひチェックしてみてください。
ぼくはライ組に参加しているよ!
ブロガーさん向けだけど「ABCオンライン」も学べるよ!
メンタル編②:朝散歩する
メンタル編の2つ目として紹介するのは「朝散歩する」です。
精神科医の樺沢紫苑先生が提唱している方法で「朝起きてから1時間以内に15~30分ほど散歩する」だけです。
朝散歩ってどういうこと?そんなので効果あるの……?
朝散歩と聞いて、このような感想を持った方が多いかもしれません。
ぼくも最初にこの方法を聞いたときは、
散歩でメンタル良くなるわけない…
Webライターは結構きついぞ…!
って思っていました。とはいえ、時間やお金がかかるわけでもないので、半信半疑で実践してみることにしました。
やってみるとびっくりで、以下のような嬉しい効果を実感しています。
- 朝日を浴びるのがすこぶる気持ちいい
- とにかく目が覚める
- 朝起きるのが楽しみになる
科学的にも効果が実証されているそうなので、ぜひ試してみてください。
<参考>
PRESIDENT Online(プレジデントオンライン):最強のモーニングルーティンは「1日30分の朝散歩」である
ぼくは3年以上続けていて、心の底からおすすめだよ!
メンタル編③:運動する
メンタル編の3つ目として紹介するのは「運動する」です。
朝散歩に続き「また運動なの?」と感じる方もいるでしょう。
そんなに動いても、メンタルがよくなる気がしない……
ぼくも運動が特別好きだったわけではないので、その気持ち、本当によくわかります。
しかし、運動すると気分転換につながるので、モチベーション・作業効率・健康面のどれをとってもおすすめです。
とはいえ、たくさん運動する必要はないと感じています。執筆の合間に簡単なことから始めてみましょう。
- 5~10分散歩
- その場で軽くスクワット
- HIIT(高強度インターバルトレーニング)
きついと感じている時にずっとパソコン画面と向き合っていると、気分がネガティブに寄ってしまいがちです。
リフレッシュできるので、ぜひ軽い気持ちで取り組んでみてください。
メンタル編④:個人ブログを執筆する
メンタル編の4つ目として紹介するのは「個人ブログを執筆する」です。
レギュレーションがきついから、書くのが楽しくない……
Webライターと絶対に切り離せないのがレギュレーションです。
レギュレーションにあるルールがきついと、執筆作業に楽しさ見出すのが難しくなります。
そこでおすすめしたいのが、個人ブログを執筆すること。理由は明快で自由に執筆できるからです。
稼ぐ目的でブログをやるとSEOを意識して執筆するかもしれません。
しかし、レギュレーションに縛られるわけではないので、自由度は天と地の差ほどあります。
レギュレーションに疲れてしまった方は、ぜひ個人ブログで執筆してみましょう。
まだブログを開設していない方は、以下の記事を参考に始めてみてください。
もう無理!それでもWebライターがきついときはどうする?
Webライターのきつい期間を乗り越えるための方法として
「スキル」「メンタル」の側面から紹介してきました。
実践してもらえれば、間違いなく前向きな効果が得られるので、少しだけ踏ん張ってみるのがおすすめです。
しかしながら、
色々実践したけど……きつい!もう無理!
と感じている方もいるかもしれません。
結論、無理はしても無茶をするのはやめましょう。
おそらく、Webライターが得られる「スキル」や「楽しさ」を感じられない状態になっていると思います。
この状態を脱却するためには時間が必要で、休むことが大事です。
しっかりとリフレッシュして、取り組めるメンタル状態になってから執筆してみましょう。
書く楽しさを再確認したい方には、以下の書籍がとてもおすすめです。気になる方は、ぜひ購入してみてください。
まとめ|事実、Webライターはきつい。だけどやめとけとは言わない!
「Webライターはきつい」と感じる方が多いのは否定しません。
しかし、きつい時期を乗り越えた先には「自分が理想としている働き方」が待っているはずです。
好きな人や場所・時間など、良い未来を想像して一緒に頑張っていきましょう。
きついなと感じたら、本記事で紹介した方法を試してWebライター活動に役立ててください。
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