【記事の書き方】WebライターがSEO記事を書く手順をわかりやすく解説

webライター 記事 書き方 SEO

副業ブームの昨今、YouTuberや動画編集者、ブロガーなどいろいろな選択肢が増えています。

中でも「Webライター」は取り組みやすい副業と言われていますよね。

ですが、Webライターに挑戦してみたものの、SEO記事の書き方に頭を抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

幅広く使える記事の書き方を知りたいな…

Webライター始めたての頃は、どうしても悩んでしまうと思います。

この記事では、
幅広く応用できるSEOを意識した記事
(検索で上位を狙える記事)
の書き方を解説します。

この記事で解説していること
  • Webライターが記事を書く手順
  • Webライターが記事を書くポイント
  • 記事の書き方を学べるコンテンツ
この記事を書いた人
ぽかねろ
ぽかねろ(@PokaneroSEO
  • コンテンツ制作会社の代表
  • 複数ジャンルのSEOメディアを担当
  • 現役SEOコンサルタント

Webライターとしてスタートしたキャリアを活かした情報をお伝えしていきます。

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もくじ

【前提】WebライターがSEO記事を書く手順

SEO記事の書き方を具体的に紹介する前に、手順の全体像をお伝えします。

Webライターが記事を書くときは、下記の手順で記事を書きます。

STEP

リサーチ

記事を書くためのリサーチをする段階

STEP

記事構成

記事の骨組みを作る段階

STEP

本文執筆

本文を書く段階

STEP

導入文 + まとめ文の執筆

導入文とまとめ文を書く段階

結構手順多いんだね…

こう感じた方も多いかもしれませんね。

僕も駆け出しの頃に執筆していて、全く同じことを感じていました。

ただ、実際にやっていくとわかりますが、この手順を踏まないと文章が書けないんです。

Webの記事において大事なことは、
「誰のどんな悩みを解決するか」
を明確にすること。

ここが曖昧な記事は誰にも刺さらず、読んでもらえません。

つまり、読者に読んでもらえる記事を書くためには、リサーチと構成は必須です。

上記のことを踏まえた上で、具体的な記事の書き方を解説していきます。

ぽかねろ

本文の書き方だけ知りたい場合は、本文を書くまで飛ばそう!

SEO記事の書き方①|リサーチする

Webライター リサーチ

SEO記事を書くときに最初にやることは、執筆する中身に関するリサーチです。

Webライターは文章を書くだけじゃないんだね…

はい、そのとおりです。

リサーチの手順を順番に解説していきますね。

検索意図を知る

検索意図を知ることが大事です

といきなり言われても、よくわからないですよね。

検索意図とは、以下のことを表しています。

  • 読者がどんな状況にいて
  • 何を知りたいと思っているか
  • そのときの気持ちは?

つまり「誰に向けて書くのかを明確にすること」と言い換えられます。

検索意図を知る方法は、

  • 検索される関連キーワードを調べる
  • ヤフー知恵袋やTwitterで検索する

などが挙げられます。

検索意図については、以下の記事でも解説しているのでぜひチェックしてみてください。

検索上位サイトを調査する

どうして検索上位サイトを見るの?

Google検索で上位表示されている記事は、読者のニーズを満たしている可能性が高いからです。

Googleは、ガイドラインや品質評価基準を設けており、質の低い記事(コンテンツ)を上位表示することはありません。

つまり、すでに検索上位の記事は、質の良いコンテンツと判断されていることになります。

競合サイトを調査していると、どの記事でも必ず共通している項目が見つかるはず。

必要な情報を判断できるので、構成作成時に取り入れていきましょう。

ぽかねろ

競合サイトをパクるのは絶対NG!あくまで参考程度に見よう

情報の正確性を確かめる

競合サイト調査で、上位表示されている記事の内容を取り入れようとお伝えしました。

しかしながら、注意点があります。

それは、情報の正確性を確かめる必要があることです。

Googleから評価されているとはいえ、必ずしも正しい情報とは限りません。

  1. 書籍や新聞
  2. 政府や信頼のおける機関の統計情報
  3. メーカーやブランドなどの公式サイト

上記に挙げたようなものを活用し、正しい情報か確かめる癖をつけましょう。

リサーチに役立つツール

リサーチを少しでも効率化するために、おすすめのツールをご紹介します。

参考にしてみてくださいね。

SEO記事の書き方②|構成を作る

リサーチが完了したら、調べた内容を参考にして記事の構成を作っていきましょう。

構成とは、わかりやすく言うと「目次」のこと。

「どんな内容をどの順番で読者に伝えるのか」

これ先に考えておくことで、スムーズに執筆できます。

構成の作り方を解説していきますね。

見出し構成の作り方

大前提として、1つの項目で伝えることは1テーマに絞りましょう。

内容もわかりやすくなり、読者にとって読みやすい記事になります。

見出しを作るにあたり、必要になってくるのは以下の4つです。

titleタグ(タイトル)
  • 記事のタイトル
  • 検索した読者がはじめに見る
h2タグ(大見出し)
  • 目次でいうところの「章」
  • 記事の大枠を決める大事な要素
  • 不自然にならない範囲でキーワードを入れる
h3タグ(中見出し)
  • 目次でいうところの「節」
  • h2の章を細分化して説明するときに活用
h4~h6タグ(小見出し)
  • 目次でいうところの「項」、「目」
  • h3をさらに細分化して説明したいときに利用
  • 使わないメディアもある

見出しで重要なことは、見出しを見ただけで記事の概要がわかること。

要するに「こんなことが書かれている記事なんだな」とわかるように見出し構成を作っていきましょう。

加えて「サジェストキーワード」と「再検索キーワード」も取り入れられるとベスト。

Q&Aを構成に取り入れて、再検索されないようにしましょう。

記事構成の見本

言葉だけでお伝えしてもわかりづらい部分もあると思います。

なので、本記事の見出し構成を見本としてお見せします。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の見出し構成
  1. <Title>【記事の書き方】WebライターがSEO記事を書く手順をわかりやすく解説
  2. <h2>【前提】Webライターが記事を書く手順</h2>
  3. <h2>SEO記事の書き方①|リサーチする</h2>
    <h3>検索意図を知る</h3>
    <h3>競合サイトを調査する</h3>
    <h3>情報の正確性を確かめる</h3>
    <h3>リサーチに役立つツール</h3>
  4. <h2>SEO記事の書き方②|構成を作る</h2>
    <h3>見出し構成の作り方</h3>
    <h3>記事構成の見本</h3>
    <h3>構成作りに役立つツール</h3>
  5. <h2>SEO記事の書き方③|本文を書く</h2>
    <h3>【前提】文章を作るための基本</h3>
    <h3>【前提】メディアのルールに合わせる</h3>
    <h3>常に読者の目線で考える</h3>
    <h3>読者は文字を読まない</h3>
    <h3>リード文とまとめは最後に書く</h3>

構成作りに役立つツール

構成作りをサポートする、便利なツールをご紹介します。

リサーチでも出てきたラッコキーワード、ラッコツールズは構成でも活用できます。

無料で使えるツールなので、ぜひ使い方をマスターしてみてください。

SEO記事の書き方③|本文を書く

Webライター 本文

見出し構成ができたら本文を書いていきましょう。

リサーチ&構成作成の段階で枠組みはできているので、あとは肉付けをしていくだけです。

とはいえ意識する点もあるので、詳しく解説していきます。

【前提】Webの文章を作るための基本

Webの文章を作る際の基本として、とても大事なことを伝えます。

それは「文章はとにかく短くすること」です。

一般的な目安としては、1文は60文字まで。

現代はスマホで文章を読む読者が大半なので、長文は好まれません。

最初のうちは、短すぎるかもと思うくらいを目指してみましょう。

【前提】メディアのルールに合わせる

基本に加えて、もうひとつ押さえておく必要があります。

それは「メディアのルール(レギュレーション)に合わせること」です。

というのも、執筆するメディアによってルールはそれぞれ。

代表的なものを挙げると、次のようなものがあります。

  • 漢字の表記
    「様々」 → 「さまざま」
    「出来る」 → 「できる」
  • ですますの連続回数
    連続はNG、連続は1回まではOKなど
  • 1文の文字数
    おおよそ60字、最長でも120字
  • 英数字やカッコの半角全角指定
    英数字は半角、カッコは全角が多い

メディアのルールは基本的に絶対です。

理由は、記事のクオリティを一定に保つために設定されているからですね。

常に頭に入れて執筆しましょう。

常に読者の目線で考える

では、前提を踏まえた上で必要なことを紹介していきます。

1つ目は「常に読者目線で考えること」です。

Webライターとして活動していると、どうしても忘れてしまいがち。

なぜかというと、自分はリサーチも構成作成もした上で執筆しているので、内容を把握しているからです。

  • 読んでいてこんな疑問が出るかな?
  • この表現はわかりにくいかな?
  • 読者を置き去りにしていないかな?

このように、考えることはたくさんあります。

もし難しければ、身近な人に読んでもらうことを想定するのもおすすめですよ。

ぽかねろ

この考え方は構成作りにも応用できるよ!

読まれない前提で書く

2つ目は「読まれない前提で書く」ことです。

えっ?読まれないってどういうこと?

と思いますよね。

読者が文字を読まない理由は簡単で、下記の2点が挙げられます。

  • 片手間で読まれることが多い
  • 必要そうな部分だけ流し読みされる

自分が記事を読む場合を想像してみてください。

おそらく、大半の方が全文をゆっくり丁寧には読まないはずです。

解決策としては、表や文字装飾を使って読者の目線を止めること。

適度にちりばめて、少しでも読んでもらえるようにしましょう。

リード文とまとめは最後に書く

3つ目は「リード文とまとめは最後に書くこと」です。

リード文とまとめには、それぞれ以下の役割があります。

  • リード文
    ・本文の概要を伝える
    ・読者に親近感を抱いてもらう
  • まとめ
    ・記事の情報整理
    ・読者にアクション(行動)してもらう

リード文に魅力がないと読者はすぐに離脱します。

まとめが雑だと、読者はアクションを起こしてくれません。

この2つは「Googleの評価」にも直結する、非常に重要な役割を担っています。

読者は全文を読まないので、最初と最後に重要なことはしっかりと伝えるようにしましょう。

SEO記事の書き方④|書き終わったらやること

記事を書き終わったあとに、すぐに納品してはいけません。

記事を書き終わったら、以下の2つを実施しましょう。

  • コピペチェック
  • 推敲

信頼されるWebライターへの分かれ道なので、しっかりと意識していきたい部分です。

コピペチェックをしよう

納品前のコピペチェックは、多くのクライアントから指定されます。

理由は大きくわけて以下の3つ。

  1. 検索エンジンからマイナス評価を受ける
  2. 著作権侵害を疑われる
  3. 同じサイトでも読者が分散する

要するに「コピーコンテンツは百害あって一利なし」と言えるんですね。

自分はコピペとかしてないし、チェックしなくても問題ないかも

と思う方もいるでしょう。しかし、コピペチェックは必須だと思ってください。指示がないとしてもやりましょう。

ネットからもリサーチする以上、どうしても似たような表現になることがあります。

信頼されるWebライターになるためにも、必ず行うようにしましょう。

コピペチェックツール

よく使われるコピペチェックツールを紹介します。

CCDとこぴらんは無料で利用できるのでおすすめです。

推敲をしよう

コピペチェックが完了したら、最後に必ず実施したいのが推敲です。

誤字脱字チェックはもちろん、表記がブレていないかのチェックを行います。

誤字脱字はライターにとって命取りだと思いましょう。

「細かいチェックができないライター」という評価になり、良いことは何もありません。

推敲のもうひとつの目的として「別の表現に気づくこと」があります。

記事をブラッシュアップすることで、読者満足度に繋がりますよ。

ぽかねろ

最後のチェックは本当に大事!

推敲ツール

代表的な推敲ツールを紹介します。

文賢は有料ですが、別の表現を探すのにはもってこいのツールですよ。

SEO記事の書き方|番外編

記事の書き方番外編ということで、下記2つの項目について解説していきます。

  • タイトルの決め方
  • メタディスクリプションの書き方

特に、タイトルはWebライターが考えることが多いのでぜひ参考にしてくださいね。

タイトルの決め方

タイトルの決め方で大事なのは大きく2点です。

  • 35文字を目安にする
  • 読者が興味を引く一言を入れる

まず、35文字前後にする理由は、検索結果に表示される文字数に限りがあるからです。

検索結果に表示されるタイトルの文字数は、PC:32文字、スマホ:約40文字ほど。

つまり、35文字前後を意識しておけば、タイトルが長くなりすぎることを防げます。

興味を引く一言は、例えば以下のようなものです。

  • 最新、〇〇年最新
  • 否定文【◯◯はダメ!】
  • 疑問文【◯◯ですか?】
  • 保存版、まとめ、○選、etc…

キーワードで検索して、競合記事に負けないタイトルをつけましょう。

ぽかねろ

数字を入れたり【】で囲うと目に留まりやすい!

メタディスクリプションの書き方

メタディスクリプションは、100~120文字程度で記事内容を要約した文章のことです。

検索結果のタイトル下に表示されている文章が該当します。

実は、メタディスクリプションは検索順位に影響はないと言われています。

しかしながら、記事のクリック率には影響するんですね。

メタディスクリプションを書く際は、以下のテンプレを使ってみてください。

  1. ターゲットの考えていること(興味づけ)
    「〇〇けど、どうしたら良いんだろう…」
  2. 記事内容
    「この記事では〇〇を紹介しています」
    「この記事では〇〇について解説しています」
  3. アクション
    「○○な方はぜひ読んでみてください」

キーワードを「メタディスクリプション 書き方」として、実際に型に当てはめて書いてみました。

文字数は107文字なので、目安以内に収まっています。

ぜひ参考にしてみてください。

メタディスクリプションは120文字前後って言われたけど、書き方にお悩みの方も多いのではないでしょうか。この記事では「120字前後に収まる書き方の型」を紹介します。誰でも使える型を知りたい方はぜひ読んでみてください。」

ぽかねろ

検索したキーワードは太字で表示される!

SEO記事の書き方を学べる本

記事の書き方を学べる本ってあるのかな?

といった疑問をお持ちの方に向けて、書籍を紹介します。

記事の書き方が学べるおすすめ本は以下の2冊です。

ほかのおすすめ本については、「Webライターのおすすめ本」の記事で解説しています。

本を読んで勉強したい!

と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

SEO記事に書き方に関するQ&A

最後に、SEO記事の書き方に関するよくある質問に回答します。

ぜひ疑問解消に役立ててください。

SEO記事の書き方を学べる講座はないの?

記事の書き方を学べる講座は存在します。

代表的な講座には、以下のようなものが挙げられます。

正直、講座を受けなくてもライティングの実力は少しずつ上がっていきます。

とはいえ、スキルアップが早まるのは事実

自分の予算と相談して、「受講料金を取り戻せる!」と感じた講座を受けてみるのもよいでしょう。

>>Webライター向け講座についてまとめた記事はこちら

SEO記事を書くテンプレートはないの?

記事を書くためのテンプレートがあったらいいな…

始めたてのころは、僕も同じことを思っていました。

しかしながら、世の中は残酷でそんなものはありません

自分でたくさん書いて、自分なりの型を見つけていくのが1番近道です。

とはいえ、おすすめの方法はあります。
それは、上位記事や有名ライターの記事を見ること。

上位記事や人気があるというのは、それなりの理由があるはずです。

自分と何が違うのかを考察して、差を埋めていくとレベルアップできますよ。

ぽかねろ

バズ部さんの記事はとても参考になるよ

執筆速度を上げるにはどうすればいい?

記事の執筆速度を上げるには、以下のような方法が考えられます。

  • ショートカットキーを活用する
  • 作業環境を整える
  • 辞書登録ツールを活用する

ただし、上記は文章を書く基礎ができている前提です。

はじめのうちは回数をこなして、記事を書くことに慣れていきましょう。

まとめ:たくさん記事を書いて実力を上げよう

SEO記事の書き方おさらい
  1. リサーチ → 構成 → 本文 の順番で書く
  2. コピペチェック・推敲も忘れずに!
  3. 書籍や他の記事を参考にするのもおすすめ!

たくさん書くためにも、自分のブログで練習するのもおすすめ!

正直なところ、いきなり全部を取り入れて書くのは難しいと思います。

しかし、全部できるようになったら間違いなく重宝されるWebライターの仲間入りです。

1番の近道は、改善を繰り返しながら数をこなすこと。

どんどん記事を書いて自分のものにしてみてくださいね。

webライター 記事 書き方 SEO

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