Webライターをはじめたけど、資格は取ったほうがいいのかなぁ
副業でWebライターをはじめてみようと考えているけど、
そもそも資格って必要なの?と考えていませんか?
結論を言ってしまうと、Webライターになるために資格は必要ありません。
とはいえ、取っておいて損はないことも事実。
この記事では、Webライターに関する資格情報をまとめています。
- Webライターが活かせる資格
- どんな人が資格取得に向いているか
Webライターの資格についての情報が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- コンテンツ制作会社の代表
- 複数ジャンルのSEOメディアを担当
- 現役SEOコンサルタント
Webライターとしてスタートしたキャリアを活かした情報をお伝えしていきます。
未経験から月10万円を目指す!
Webライターが活かせるおすすめの資格5選
Webライターに関わる資格は多岐に渡り、ざっとまとめると下記のようなラインナップです。
- Webライティング技能検定
- Webライティング能力検定
- Webライティング実務士
- Webライター検定(3級)
- Webリテラシー試験
- ビジネス著作権検定
- 日本語検定一級
- 文章読解・作成能力検定
- 日本漢字能力検定
- Webライターdeおうちワーク認定講座
- 校正士認定
- SEO検定
今回は数ある資格の中でも、特にWebライターの活動に役立つ資格を厳選してご紹介します。
自分に合う資格があるか、参考にしてみてください。
現役Webライターの視点から厳選した資格だよ!
Webライティング技能検定
Webライティング技能検定は、日本クラウドソーシング検定協会が発行する民間資格の試験制度です。
日々ニーズが高まるWebライターとして仕事をする際に必要となる、
ライティングスキルやビジネスマナーなどが身につきます。
ライターの基礎が学べる資格!
Webライティング技能検定のよいところ
- WEBライティング実務士IDの取得が可能
- 「ランサーズ」などで特典が受けられる
- 初心者だけではなく上級者まで、対象が幅広い
ライティングスキルの向上はもちろん、特典が魅力的な資格です。
特典としては「ランサーズ」のメルマガでおすすめの人材として紹介される点や、
「ザグーワークス」にて記事報酬のアップ等があります。
Webライティング技能検定のイマイチな点
- 有料講座に申し込みが必要
- 試験料と合わせて約4万円の費用が発生する
- 特典内容が変更になる可能性がある
試験を受けるためには、ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」から「WEBライティング技能検定講座」を購入する必要があります。
試験料と合わせて約4万円と、決して安くはない初期費用がかかることがイマイチな点と言えるでしょう。
Webライティング技能検定はこんな人におすすめ!
ライティングスキルを身につけるのはもちろん、
その先のWebライターとしてお金を稼ぐことを意識している人におすすめです。
Webライターをはじめるにあたって無駄なく、効率的な案件の獲得を目指せます。
Webライティング能力検定
日本WEBライティング協会が主催する資格試験です。
2012年から続いている実績のある試験で、メディアにも多数取り上げられています。
学習できる範囲は多岐にわたり、
- ライティング
- SEO
- 法律
- 倫理
- 炎上対策
などWebライターの活動に関わることを網羅的に学習できる内容になっています。
Webライティング能力検定のよいところ
- HPに資格保有者として名前が載る
- 文章力が高いことの証明になる
- 協会から仕事を斡旋、紹介してもらえる可能性がある
文章力は、Webライターに限らず幅広く活かせる能力です。
どんなキャリアを歩むとしても、プラスに働く資格なのは間違いありません。
Webライティング能力検定のイマイチな点
- オンラインでの受験不可
- 取得後は2年ごとに更新が必要
- 継続希望の場合は12,000円の更新費用が発生
- 経験者には内容が物足りない
更新には費用がかかりますが、新たなトレンドやライターとして役立つ情報が入手できます。
2年の間に更新費用に見合う効果を出せるかどうか考えて受験しましょう。
Webライティング能力検定はこんな人におすすめ!
概要にも記載した通り、Webライティングという仕事の全体像を把握できます。
また、向き不向きなどの適性も判断可能。
これからWebライターとしての活動を考えている、ライティング初心者の方におすすめの資格と言えるでしょう。
Webライター検定(3級)
クラウドワークスが提供する「株式会社グリーゼ」監修のライティングテストです。
会員登録をすれば無料で受験できます。
また、対策用の講義動画も用意されており、Webライティングの基礎を1から学べる内容になっています。
無料の資格だけど、合格率は30%と言われているよ!
Webライター検定3級のよいところ
- 講義動画・試験を全て無料で受けられる
- 不合格になっても14日後に再受験OK
- クラウドワークス内のプロフィールに合格証が表示される
Webライター検定3級は、クラウドワークスに登録すれば何度でも無料で受験可能。
講義動画を見ることで、Webライターの基礎的なスキルをしっかり身につけられます。
試験合格後はクラウドワークス内で合格証が表示され、一定の知識があることのアピールになるでしょう。
Webライター検定3級のイマイチな点
- 大きなデメリットは特になし
強いて言えば、無料で受けられること自体がデメリットと言えます。
無料で誰でも何度でも受けられる検定のため、一般的な資格としての魅力は少ないことも事実。
とはいえ、合格証が表示されていることは初心者のうちは自信にも繋がります。
Webライター検定3級はこんな人におすすめ!
Webライター検定3級は、初めてWebライティングを勉強される方にぴったりの資格です。
無料で講義を受けられて、合格後は実績を掲載することで信頼性も高まります。
また、サイト内で案件にそのまま応募できる点も魅力の一つ。
資格取得をすぐに活かしたい場合は、ぜひご活用ください。
SEO検定
SEO検定は、Webライターと切っても切れないSEOの基礎が学べる検定です。
全日本SEO協会が主催しており、試験は1級から4級までの4種類に分けられています。
4級から順を追って学べば、SEO初心者の方でも基礎から理解を深められる内容となっています。
SEO検定のよいところ
- SEOの知識を体系的に学べる
- SEO知識があることの証明になる
- ブログ運営などライティング以外にも活かせる
Webライターの仕事はただ記事を書くだけではなく、SEOにも考慮する必要があります。
資格保持をアピールすることでSEOに対する信頼性のアピールに繋がります。
SEOの知識があるWebライターは重宝されやすい!
SEO検定のイマイチな点
- ライティングに特化した内容ではない
- SEOの変化が激しく資格取得後も勉強が必要
- テキストを含めて1万円以上の費用がかかる
あくまでSEOの検定になるので、Webライティングに特化した内容にはなっていません。
Webライターとして活動することを前提に考えている方は、
「Webライティング技能検定」や「Webライティング能力検定」を受験した方がSEOを含む包括的な知識が身につきます。
また、SEOは日々変わっていくものです
一度勉強して終わりではなく、常に最新の情報を追い続ける必要があります。
SEOの要点は日々変化していくよ!
SEO検定はこんな人におすすめ!
将来的にブログの運営やアフィリエイトなどを考えている方におすすめの資格です。
どの分野でもSEOに関する知識は不可欠であり、学んだ知識を存分に活かせられます。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FPとはお金に関するさまざまな悩みをサポートして、解決策をアドバイスする専門家です。
ライティングのスキルに直結する資格ではありませんが、
FP3級の資格を持っておくだけでも金融・不動産の案件応募で有利になります。
「くらしとお金」について幅広く学べるので、、公私にわたり役立つ資格です。
FP(ファイナンシャルプランナー)のよいところ
- FP保有者が対象の案件に応募できる
- 高単価案件の獲得に役立つ
- お金の知識が私生活にも活かせる
FP必須の案件はそれなりに数が多く、記事単価も高い傾向があります。
金融系の記事の執筆には専門知識が必要となりますが、
FP資格を取得すれば金融ジャンルを幅広くカバーできるでしょう。
僕の周りにもFP持ちで金融案件を受けているライターは多い!
[デメリット]
- 勉強の目安時間が約120時間と長い
- 資格取得後も継続した勉強が必要
- 資格があるので即案件に受かるわけではない
Webライターとしてジャンルを問わず活動したい方にとっては、貴重な時間を割くことになります。
今後の方向性を考えたうえで資格の取得を検討しましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)はこんな人におすすめ!
FP保有者向けの限定案件、高単価案件を目指せるので、
長期的な目線で専門ライターとして活動を目指している方におすすめの資格です。
また、汎用性の高いことから、Webライター以外の仕事に活かしたい方にもおすすめの資格と言えるでしょう。
どんな人がWebライターの資格を取るべき?
どんな人は資格を取得するべきなの?
ここからは、Webライターの資格取得が向いている人・いない人の特徴を解説します。
Webライターを目指そうと考えている方、資格の取得を検討している方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
Webライターの資格取得が向いている人
- 専門ジャンルを作りたい人
-
FP(ファイナンシャルプランナー)など専門性が高い資格は、案件獲得や単価交渉でプラスに働きます。
専門ライターとしてジャンルを絞って活動したい方は、自分の経験や適性が活かせる分野の資格取得がおすすめです。
- 応募で差別化を図りたい人
-
Webライティング技能検定などは、持っているだけで経歴のアピールができます。
少しでも提案時に差別化を図りたい人は、資格取得に向いていると言えるでしょう。
- 勉強しながらスキルアップしたい人
-
資格取得には試験を通過する必要があり、そのためには一定のスキルが必須です。
複数の資格を取得できれば、それに伴い必要なスキルも身についていきます。
- まずは資格を取って自信につなげたい人
-
実際のところ、資格がなくても案件に応募して、仕事は受注できます。
とはいえ完全に未経験の場合、資格を取ることでスキル向上とともに自信につながるはず。
まず自分に自信をつけたい人は、資格取得を目指してみましょう。
目的がある人は資格取得に向いているんだね!
Webライターの資格取得が向いていない人
- 仕事をこなしながらスキルアップする人
-
実践を通したスキルアップを得意とする人には、資格の取得に向けた勉強は時間の無駄になることも。
ある程度の経験をして必要性を感じたら、資格の取得を目指すといいでしょう。
- 具体的な手順や書き方が知りたい人
-
資格はあくまで一般的な知識を得ることが目的で、実際は案件ごとに手順や書き方が異なります。
具体的な手順や書き方が知りたい人は、経験を積んでスキルを磨くことが近道となるでしょう。
- 資格取得の目的がハッキリしない人
-
Webライターは、特別な資格がなくても仕事を受けられることが利点です。
そのため、何となく資格を取ろうと考えている場合は、
実際に案件に応募して実務をこなした方がより早く成長できます。
何となく資格を取るのはよくないね
Webライターの資格に関するQ&A
Webライターの資格に関するQ&Aをご紹介します。
資格の取得が必要かどうかを判断する本質的な部分なので、ぜひ参考にしてみてください。
疑問を解消!
- 資格がないと不利になりますか?
-
仕事を発注するクライアント目線で見ても、
資格があるから良いライターと判断するわけではありません。あくまで個人の実績や案件に適しているかを元に判断されます。
資格があることで若干有利になることはあっても、不利になることはないでしょう。
- 資格を取る以外にライティングを学ぶ方法はある?
-
Webライティングを学ぶ方法として、資格の取得以外にもさまざまな方法があります。
- ライティングに関する講座
- YouTube
- Udemy
- 電子書籍
その他、実績のある有料講座の受講もライティングスキル向上の近道です。
まとめ:自分は資格取得が必要なタイプか見極めよう
Webライターの仕事をするにあたって、資格取得は必須ではありません。
とはいえ、資格があることで有利になる場面は間違いなくあります。
今後Webライターとしてどのようにスキルアップしたいかを考えた上で、資格を取得しましょう。
Webライターとしてどんな仕事をするとしても、時間は有限です。
ある程度仕事を経験した上で、必要と感じた資格を取得しても遅くはありません。
資格取得の目的を明確にして、限られた時間を有効活用していきましょう。
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